篠竹丸ざる7寸・6寸
松野屋は1945年創業、現在は自然素材を中心とした
生活道具をあつかう荒物問屋。
荒物とは、ほうき、ちりとり、ざるなど、ちょっと前まではどこにでもあった
簡単なつくりの日用品のこと。
荒物は民藝と同じように人の手が生み出す日用品。
人びとの日常の暮らしに根差した
「民衆的手工業」から生まれる日用の道具。
日常に使いやすく、今の暮らしにちょうど良い。
「ベストでもベターでもない、ナイスなものづくり」
から生まれる暮らしの道具たちです。
篠竹もしくは鈴竹と呼ばれる、岩手県の山間部に自生している
熊笹に似た細い竹で編まれた丸ざる。
あまり道具を使わず、指先のみできれいに編み込んで、
美しい仕上がりです。
明治、大正、昭和と日本の生活用品として
岩手の篠竹かごは、蕎麦ざる、行李、
台所用品など日本全国に供給していました。
野菜の水切りやそば等を盛り付けても。
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